こんにちは。とろいかです。
やりたいことってありますよね? やらなきゃいけないことじゃないですよ。
自分がやりたいことです。誰かにやれと言われたわけではない、仕事でもないことです。
興味があって、憧れていたり、夢や目標のようなものです。
私の場合は、プログラミングはまさにそれです。
ずっとずっとやりたいと思っていました。やりたいと思うこともあります。
でももう何年も何かを成し遂げることもできませんでした。これからもそれが本当にできるのか分かりません。これまでできていなかったんだから何も変わらなければ1年後も3年後も5年後も、10年後も…きっとそうでしょう。そうやって「あぁなんでもっと早くからやっておかなかったんだろう…」と後悔するんです。すでに10年前にプログラミングを始めていなかったことを後悔する気持ちも自分の中にはあります。
こういう経験、あなたにもありませんか?
なんでこんなことになってしまうのでしょう??
自分がやりたいことに手を付けられない理由
時間がないからでしょうか?
そうそう! 仕事が終わらないとか、子育てで忙しいとか、やりたいことはあるけれど、まとまった時間が取れないんだよ。
お金がないからでしょうか?
それもある! 道具をそろえるのだって一苦労。教材を買ったり、Web研修みたいなのもあるけど結構高いんだよね。
場所がないとか?
そうだね~。 自分ひとりで集中する場所、部屋がないんだよ。自分の部屋に籠っても子どもが入ってきて邪魔される…。
できない理由を排除すれば…できます?
理由という名の言い訳はたくさんありますよね。
でも私は先日、そんな言い訳のしようがない環境があっても結局何も手を付けることができなかったという経験をしました。というのも、このお盆期間に私は2日間ほど誰の邪魔も入らないフリータイムを得ることができたのでした。
- 丸々2日間のフリータイム = 時間はある
- 教材の内容を実践できるPC環境もある = 道具はある
- プログラミング勉強用の教材(Webで勉強できるやつ)を既に購入済み = 教材入手済み
- 日中は家に自分ひとりだけしかいない = 場所はある
そのフリータイム休暇の前は「これでプログラミングの勉強が進むぞ~」と意気込んでいました。
結果はどうだったでしょう??
購入していた教材に手を付けることはほんの1分もありませんでした…。
代わりに何をやっていたかというと…、
- 何年も前に読んだことのある漫画を電子書籍で購入して読みました。
- 急に思い立って前から気になっていた映画をAmazon Primeで観ました。
- Youtubeで面白そうなチャンネルを見つけてしまい、そのチャンネルの動画をひたすら見てしまいました。
- なんだか日中眠くなってしまったので昼寝をしました。
- 普段は手を出せないようなところを掃除しました。
なんでこんなことになってしまったのか…
読もうとしていた本を読むために時間を使えたわけでもないです。それだったらまだなんか時間を無駄にしたような感じはしないんです。それならせめてこのブログのネタを考えたりすればよかったのに、そういうことをしたわけでもないです。連休の後半に予定されていたキャンプの準備をしたわけでもありません。
なんかこうあとから考えると無駄なこと、暇つぶしみたいなことに時間を使ってしまっています。
最近読んだ本で得たヒント
最近読んだ本で「限りある時間の使い方」という本があります。
この手の本、こういう時間管理とか自己啓発みたいな本を読むのは趣味みたいなところがあるのですが、この本はこれまで読んできた時間管理とは一味も二味も違う、僕自身の時間管理に対する考え方を根底から覆しかねないインパクトのある本でした。そのうち本の紹介もしたいと思っています。
その中で「第6章 本当の敵は自分の内側にいる」という章があります。
そこにはこんなことが書かれています。
僕たちが気晴らしに屈するのは、自分の有限性に直面するのを避けるためだ。つまり時間が限られているという現実や、限られた時間をコントロールできないという不安を、できるだけ見ないようにしているのだ。(中略)重要なことをやり遂げるためには、思い通りにならない現実に向き合うしかない。その事実を受け入れ、覚悟を決めるのだ。
限りある時間の使い方(オリバー・バークマン著)第6章 本当の敵は自分の内側にいる より引用
要するに、やりたいことに手を付けられないのは、自分の限界に直面したくない、思い通りにならない現実に向き合いたくないから気晴らしに逃げてしまうということのようです。これができないから私たちは気晴らし(インターネット、Youtube、SNS etc…)に時間を使ってしまうのだと。
言われると確かにそうだなという気もしますけど、なんとなく腑に落ちない感じもします。でも気晴らしに逃げてしまうという点は大きく頷けるところです。
どうして気晴らしに逃げてしまうのか?
気晴らしで、インターネットでニュースを見たり、なんかゴシップ記事を見たり、YoutubeやSNSを見てしまうのはどうしてなんでしょう?
これらの気晴らしが気持ちのリフレッシュになるからではないかと思いました。息抜きと言ってもいいかもしれません。息抜きのはずが何分も時には何時間もそれをして過ごしてしまうことありますよね。どんだけ息を抜いてんだよって。重要なことに取り組む時間よりも息抜きの方が遥かに長いって…。
まとめ
長くなってしまいましたので、今回はここまでにします。
今回は、私たちはどうしてやりたいはずのことでも結局やらないで過ごしてしまうのかについてお話しました。言い訳できないほど環境が整っても、結局気晴らし、息抜き、時間潰しみたいなことをして過ごしてしまい、一日の終わりに「今日も時間を無駄にしてしまった…」と凹んでしまうという現実と向き合いました。
そのメカニズムについて、今回引用させていただいた「限りある時間の使い方」に書かれているこんな構造(↓)を紹介させていただきました。
やりたいことに手を付けられないのは、自分の限界に直面したくない、思い通りにならない現実に向き合いたくないから気晴らしに逃げてしまうため
次回後編では、さらに気晴らしに逃げ込む理由と、どうやったら好きなことやりたいことに取り組みやすくなるかについて考えていきたいと思います。
ということで、
今日も自分の時間を大切に。
ではでは。
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